社員ブログ

年縞博物館

年縞(ねんこう)とは、プランクトンや鉄分など、季節によって異なるものが湖の底に何年も積もることで、縞模様になった泥の地層のことです。福井県にある三方五湖の一つである水月湖の年縞は45mで世界一の長さを有しており、過去7万年間、途切れることなく積もり続けていることから「奇跡の湖」と呼ばれているそうです。先日、この水月湖における45m分(年縞1年分の厚さは0.7mm)の年縞が展示されている「年縞博物館」を訪れました。2018年に開館したばかりの非常に新しい建物で、2021年11月には第2回日本博物館協会賞を受賞した博物館でした。館内には、過去7万年分の年縞が水平方向に長さ45mのステンドグラスとして展示してありとても見事でした。  (A.K)

                                 ※ 年縞博物館        http://varve-museum.pref.fukui.lg.jp/